金型・部品加工業 専門コンサルティング

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【金型・切削加工の人材育成】伸び悩む新人の育成にはどうしたら・・・

【金型・切削加工の人材育成】伸び悩む新人の育成にはどうしたら・・・

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機械加工現場の人材育成、これは本当に難しいと思います。

 

私が思うに、教える側も日々進化、ゴールの無い世界、

毎日、技術の向上を追及しなくてはいけないため、

何を正解として教えるべきか、判断がしずらいのもある

のではないかと思っています。

 

そこで、ある程度、作業ができるための基礎を新人さんに教育し、

後は、自分で研究しながら伸びていってほしい、こう思う

ケースもあるのではないか、と思います。

 

そんな中、マンネリ化しやすい新人教育。

常に課題を与えて、探究心をいかに持ってもらうか、は

永遠の問題だと言えます。

 

私の経験ですが、

ある程度、ひと通りの作業ができるようになると、

安心するのでしょうか、そこから先、伸び悩む

新人さんが多いように思います。

 

特に中小企業においては、大勢の同期入社がいて、

互いに競争することが少ないことも、一つの原因かと思われます。

 

さて。

 

そのような状況の中、どう対応していくか。

 

いろいろな選択肢をヒントとして与えてみることも考えられます。

 

例えば、

当たり前のように加工しているドリルの穴加工も、

条件はある程度、固定しており、「この加工径ならこの条件」と

決めてしまい、加工スピードを見直すことが無くなってしまう

ケースも多いです。

 

しかし、ドリル一つとっても、工具の種類は

さまざまですし、大抵、溝が長いドリルを使っていますが、

短いものにすれば、掴み長さも変わり、条件の見直しも

できる可能性もあります。

 

一品料理のお仕事でしたら、ワークにより、いろいろ試す

チャンスも多いのではないでしょうか。

 

私自身も、加工物によっては、超鋼ドリルを使って

高送り加工したり、流れることが少なくなることで、

加工工程を省略したりもしました。

 

もっともっと工夫されてる技術者の方はおみえになるはずです。

 

このように、今一つ伸び悩んでる新人さんには、

次のステップとして、いくつか他の選択肢を与えて、

生産性向上にはゴールがないことを伝え、

一歩先に進むヒントを与えてあげるのはいかがでしょうか。

 

先に進みたくても、アイデアが無い、考えてもいない、

そんなことがあるかもしれません。

 

といっても、そもそも成長意欲が無い場合・・・

これはまた対応が変わってきますが。それはまたいずれ。

 

こちらもぜひ読んでみてください。

【人材育成】中小製造業における伸び悩む新人の育成に効果のある教え方って(CAM作業など)

 

 

 

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