金型・部品加工業 専門コンサルティング

金型や部品の加工を営む製造業様を対象とする経営コンサルタント事務所です。金型・部品加工業 専門の中小企業診断士です。愛知県は三河(刈谷・知立・安城・岡崎・豊田など)や尾張(知多・大府・東海・名古屋など)の地区で、マシニングやワイヤーカットなどのNC加工、CAD、CAMをお使いの企業さまを支援いたします。お気軽にご連絡ください。




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NCプログラム

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EXCEL(エクセル)VBAマクロ、NCプログラムの自動編集への道。

 

とうとうこのタイトルで書き始めることができました。

私がマシニング・オペレーターであった頃、もっとものめり込んだことの一つです。

 

詳細は徐々に書いていきますが(気が向いたら)、主に目的にしたのは、次のようなことです。

 

・複合旋盤(インテグレックス)で主軸を傾けた切削加工をする際、

工具先端の移動先座標位置をNCプログラム内で三角関数により

計算させるマクロの差し込みをGコード内に自動で行う。

 

・工場内にある複数種類制御のマシニングに合わせ、NCプログラム

(Gコード。ファナックとメルダスなど)を自動編集させる。

 

したがいまして、これをEXCEL(エクセル)のマクロ機能とVBAを使い、

目的を果たすプログラムを夜な夜なつくっておりました。

 

大まかには次のような流れのプログラムです。

 

①エクセルにコマンドボタンを配置し、そのボタンを押すというアクションにより、マクロを起動させる。

 

②マクロが起動すると、編集前のNCプログラム(テキストファイル)がオープンし、

1行ずつプログラム内の変数(配列)に、読み込みながら、その文章を追記したり

書き換えたりといった編集を行う。

 

③編集した変数内の文章は、編集後として新たなテキストファイルを作成し、こちらも

オープンしておき、編集した都度、こちらにアウトプットする。

 

④このループは、編集前のテキストファイルの「EOF」を迎えるまで行う。

NCプログラムに対する必要な変換処理があれば、このループ内に記述する。

 

⑤EOF終了条件とし、ループが終われば、アウトプットした編集後の

テキストファイルもクローズする。

 

本当におおざっぱですが、このような流れでEXCEL(エクセル)を媒体として使い、

NCプログラム(Gコード)自動編集プログラムをつくりました。

 

もしご興味のある方、よろしければ会社の経営改善のついでに説明いたします。

 

経営改善(コンサルティング)と合わせてご検討くださいませ。

 

金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市高松町5丁目 TEL 0566-21-2054

 

 

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セスクワ、3Dビューワ「Work XPlore 3D Ver4」 

アンドール、2次元CAD「CADSUPER Lite」 

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【CAM選びにご注意】部品加工でこそ必要になる機能があります

 

先日、以前、私が航空機部品のNC加工で苦労したことを思い出すある会話がありました。

 

その中で、CAM選びに重要なことを思い出しましたので、ちょっと書いてみます。

 

 

できるだけアプローチなど、軌跡のバリエーションを多く選択できるCAMの方が良い

 

 

 

これは、私の過去の経験の中で、とても強く感じたことです。

 

なぜならば、工具軌跡上は、ゼロ当たりになっていても、軌跡によっては傷を発生させることがあるからです。

 

例えば、こんなケースがあります。

CAM001

拡大するにはクリック

   ちょっとわかりにくいかもしれませんが、私が以前、航空機部品のマシニングによる切削加工で苦労した形状です。

角の凹コーナーR部は特に、切削抵抗が大きく、工具(ボールエンドミル)が安定しませんが、吹き出しコメントのあるコーナーRの終端にご注目ください。

CAMで生成したツールパスは、通常は形状を忠実になぞるので、グレーの線のように、最後はわずかにターンします。

しかし、本当にこの動作が欲しいのでしょうか?

  ・・・・

違いますよね。

そのまままっすぐ延長して突き抜けてほしいですよね。

では、そういったパスは、ダミー面を張らないと生成できないのでしょうか。

いえ、全ての形状で有効ではありませんが、CAMのパラメータ設定で、何ミリ延長するかを指定できるCAMは存在します。

  私の意見ですが、これがあるとないとで、特にさまざまな形状を取り扱う部品加工の分野において、影響はとても大きいです。

ここ一番、今回ご紹介したような機能が欲しくなるのです。

ダミー面を生成して対応しても構いませんが、それだけ加工面を管理しなくてはいけませんし、設変など形状変更が入ると、ダミー面も合わせて修正しなくてはいけません。   これは大変です。

このように、初期投資となるイニシャルコストは、会社経営においてとても重要なファクターですが、こういった「使える機能」を持つCAMを選ぶかそうでないかの判断は、その後の運用段階で、CAM作業工数や切削加工時間に大きく影響していきます。

CAMを選ぶ事業者様はぜひご参考にしていただければと思います。特に今は、ものづくり補助金でご検討されている企業様が多いと思いますので。

  くれぐれも安いCAMに惑わされないように。。。お願いいたします。

金型・部品加工業専門コンサルティング

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Eメールは、info☆sindan.info

(☆を@に変えてくださいませ)

2014年3月22日(土)ヒューマンエラー防止セミナー開催(金型メーカー、部品加工業向け)

 

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この課題に理論的に取り組む超実践的なセミナーを開催いたします。

 

詳しくは下記リンクをご覧ください。

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【人材育成】フィードバックってそんなに大事?

 

ISOを取得されている会社では、馴染みのあるPDCAという言葉、今日はこの中のA(アクション)、具体的な行動としては、「フィードバック」になりますが、このフィードバックと人材育成の関係について、少しみていきたいと思います。

 

 

PDCAって、中小企業では必要?

 

このフィードバック、これを運用しようとすると、実際にはとても大変です。

 

ISOの更新のためには必要な書類をつくるものの、実際にはなかなか機能しません。

 

 

若手の育成にこそ大事

 

ISOの運用とは少し離れますが、私は、実はこの「フィードバック」こそ、若手の人材育成に高い効果を発揮すると考えています。

 

なぜなら、何が正しいのか、何が間違っているのか、それを知るには客観的な第三者の意見が効果的だからです。

 

 

製造業に限らずとも

 

例えば、今日こんなことがありました。

 

私は名古屋市のあるお寺に毎月お参りにいっております。そこでいつもお経をあげていただきます。

 

先月からある若いお坊さんがお経をあげてくださるようになったのですが、どうも「若さ」が目につきます。

いわゆる「マナー」の部分です。

 

例えば、次のようなことです。

・敬語がうまく話せない。

・名前をよく読み間違える。

・お経を読むのが、少し雑。

・お骨の持ち方が雑。

などです。

 

さて、この若いお坊さんのサービスを是正する方法は何があるでしょうか。

 

例えば、次のようなことでしょうか。

・定期的なアンケートをとる。

・ある年数までは、定期的にベテランの僧侶がお経読みをチェックをする。

などを行い、修正すべき態度や作法は、後から指摘をするということが考えられます。

 

 

フィードバックで良し悪しを知る

 

このように、若手の方の成長のためには、客観的な視点で評価を行うことがとても効果的です。

 

理想としては、自らの成長のために、若手の方が自分から望んで評価を受けてくれると、なおいいですよね。(なかなか難しいですが)

 

製造業、ものづくりの現場においても、若手社員の作業や技術を、客観的な視点で評価をしてあげることは、育成のために必要なことかもしれませんね。